【CBDの法的位置づけ:今知っておくべきこと】
こんにちは、ラフループのさとしです!
私たちはCBDを配合したコスメをプロデュースしています🧴
大麻についてのイメージは、しばしば複雑で誤解されがちですよね‼️
しかし、大麻にはCBDという素晴らしい成分が含まれていることをご存知ですか?
私たちの目的は、「大麻っていい物だよ!」と、単にアピールすることではなく、CBDの真の健康効果をお伝えするために情報提供に努めます。
vol.14 【CBDの法的地位と規制】
はじめに
「グリーンラッシュ」という言葉を最近耳にしたことはありますか?
19世紀のアメリカでの「ゴールドラッシュ」が金を求める人々を惹きつけたのと同様、21世紀の「グリーンラッシュ」は、大麻とその関連産業の急激な拡大とともに現れた現象です。
多くの国や地域での大麻の合法化や医療用途への認知の拡大が、新しいビジネスチャンスや投資の機会を生んでいます。
1. CBDの基礎知識
CBDは、大麻植物に含まれる100以上のカンナビノイドのうちの一つです。
最も知られているカンナビノイドであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)とは異なり、CBDには高揚感や興奮を引き起こす精神活性作用はありません。これは、THCがCB1受容体に作用するのに対して、CBDは主にCB2受容体に作用するためです。
2. CBDの法的地位
多くの国や地域でCBDの法的地位は、その含有するTHCの量や製品の使用目的に基づいて決まります。多くの国では0.2%~0.3%未満のTHCを含むCBD製品は合法とされています。この基準値は国によって微妙に異なるため、製品購入や持ち込みの際には十分な注意が必要です。
3. CBD製品の規制
4. 米国
米国においてCBDの規制は、2018年の「農業改善法」の成立以降、大きな変化を遂げてきました。この法律により、0.3%以下のTHCを含む麻からのCBDの生産が合法とされました。
しかしながら、CBD製品の販売とそのラベリングに関してはFDA(食品医薬品局)が監督しています。
FDAは、てんかん治療薬「エピディオレックス」を承認しており、これがCBDを含む初めての医薬品となりました。
食品やサプリメントとしてのCBDの販売に関するガイドラインはまだ明確ではありませんが、FDAは無許可でのCBDを含む食品の販売や、治療効果をうたった健康食品のマーケティングに対しては警告を発しています。
5. EU
EUにおけるCBDの規制は複雑であり、全体的なガイドラインと各国の独自の規制が存在します。
EUの法律では、CBD製品は「新食品」として分類されており、市場への導入前に安全性の評価が必要とされています。その安全性評価には、CBDの抽出方法や摂取量、使用目的に基づく科学的データが求められます。
しかし、例えばフランスではCBD製品の販売が認められている一方で、スウェーデンでは医薬品としてのみの扱いとなっているなど、国ごとの規制の違いが顕著です。
6. 日本
日本ではCBD自体は非違法とされていますが、製品としての取り扱いは非常に厳しく制限されています。THCを含む大麻は「大麻取締法」により厳しく規制されており、CBD製品もその例外ではありません。
食品やサプリメントとしてのCBD製品の販売は認められていませんが、医薬品としての使用や研究目的での輸入は一部許可されています。
しかし、0.03%以上のTHCを含む製品の輸入や所持は厳しく禁じられています。
7. 今後の見通し
CBDの法的地位や規制は、国際的な研究や取り組みの進展、そして公的な安全性評価によって、今後も変動する可能性があります。消費者としては、最新の情報や法的背景を理解し、安全な使用を心掛ける必要があります。
8. まとめ
CBDの法的地位と規制は、国や地域、さらにはその使用目的によって異なります。消費者や関連事業者は、最新の情報を追い続け、適切な知識を持つことで、より安全かつ効果的なCBDの利用が期待されます。
参考文献
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World Health Organization (2018). Cannabidiol (CBD) Critical Review Report. WHO.
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U.S. Food and Drug Administration (2019). What You Need to Know (And What We're Working to Find Out) About Products Containing Cannabis or Cannabis-derived Compounds, Including CBD.
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European Commission (2020). Cannabidiol (CBD) in foodstuffs – Our current viewpoint. EU.
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Ministry of Health, Labour and Welfare (2021). Handling of Cannabidiol (CBD) in Japan. MHLW.
*この内容は基本的な情報を提供するものであり、専門的なアドバイスを提供するものではありません。
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